特長
細菌・癌細胞の除去と蛋白成分の回収が可能です
細菌・癌細胞の除去が可能です。
腹水ろ過器AHF-MOは最大孔径0.2μmのポリエチレンの細孔により、腹水中の細菌や癌細胞を除去できます。
患者の自己蛋白の使用により、血漿製剤の節約が可能です。
自己蛋白の再使用により、未知の病原因子による感染の心配がありません。また、新鮮凍結血漿やアルブミン製剤等の節約につながります。
蛋白の適正濃度への調整が可能です。
本システムでは、最初に腹水を濾過するため、濾過終了後の濾過腹水は濃縮工程で蛋白濃度を任意に調整できます。腹水濃縮器AHF-UFは優れた除水性能(限外濾過性能)を持つ、ポリスルホン中空糸を使用しています。
様々な症状の腹水に使用できます。
濾過膜の目詰まりを起こしやすい癌性腹水･乳び腹水にも使用できます。
製品情報
| 販売名 | 腹水ろ過器AHF-MO / 腹水濃縮器AHF-UF |
|---|---|
| 一般的名称 | 腹水濾過器 / 腹水濃縮器 |
| JMDN | AHF-MO：70596010 AHF-UF：70596020 |
| 承認番号 | AHF-MO：20600BZZ00639000 AHF-UF ：30200BZX00331000 |
| 商品コード | AHF-MOW : 4537693003316 AHF-UF : 4537693006621 |
| カタログ | ダウンロード |
| 電子添文 | 腹水濾過器AHF-MO 電子添文腹水濃縮器AHF-UF 電子添文 |
| 製造販売業者 | 旭化成メディカル株式会社 |
●性能
●仕様
| AHF®-MOW® | AHF®-UF | ||
|---|---|---|---|
| 中空糸 | 材質 | ポリエチレン （親水化剤：エチレン・ビニルアルコール共重合体） | ポリスルホン |
| 内径 | 280μm | 200μm | |
| 膜厚 | 50μm | 43μm | |
| 最高使用TMP | 66kPa (500mmHg) | 66kPa (500mmHg) | |
| 有効膜面積 | 1.5m2 | 1.5m2 | |
| 滅菌法 | γ線滅菌 | γ線滅菌 | |
| 充填液 | 塩化ナトリウム水溶液 | ピロ亜硫酸ナトリウム及び 炭酸ナトリウム水溶液 | |
| 容器寸法 | 292mm×55mmφ | 334mm×41mmφ | |
文献情報
腹水ろ過器AHF-MO,腹水濃縮器AHF-UFの文献をご紹介しています。
ピックアップ文献
腹水ろ過濃縮再静注法における親水化ポリエチレン膜腹水ろ過器の有効性.
井上昇 他.
新しい医療機器研究 2（2）：17-24,1994
難治性腹水症に対する腹水ろ過濃縮再静注法（CART）の現況－特に副作用としての発熱に影響する臨床的因子の解析.
高松正剛 他.
肝胆膵 46（5）：663-9,2003
文献一覧
1）腹水ろ過濃縮再静注法における親水化ポリエチレン腹膜水ろ過器の有効性．
井上昇 他．
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2）難治性腹水症に対する腹水ろ過濃縮再静注法（CART）の現況‐特に副作用としての発熱に影響する臨床的因子の解析．
高松正剛 他.
肝胆膵46（5）：663－9,2003
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