医療現場の安全と安心を確かなものにできるよう、それぞれの医療現場のニーズに最適化した医療機器の保守点検計画をプランニング。実施・運用までトータルにサポートいたします。
保守契約サービス
お客さまに代わって、医療機器の定期的な保守点検を実施するプランです。対象となる医療機器を、定期的に点検・管理することにより、故障を未然に防止し、性能・安全性の維持を実現します。なお、契約形態として、お客さまの要望に即した2つのタイプがございます。
契約プラン
総合保守契約
対象となる医療機器の保守点検項目に基づいた保守点検を年1回計画的に実施します。
指定部品の定期交換や点検時に発見された不具合部品の交換の他、突発的な故障に対するオンコール修理の費用も契約料金に含んでおりますので、使用頻度の高い施設でよりお得な契約です。
定期点検契約
総合保守契約と同様、対象となる医療機器の保守点検項目に基づいた保守点検を年1回計画的に実施します。
指定部品の交換は契約に含みますが、点検時に発見された不具合部品の交換、及び突発的な故障に対するオンコール修理は別途実費を請求させていただきます。
契約の内容
契約の種類 | 定期点検 | オンコール修理 | ||||
点検作業 | 指定部品の定期交換 | 不具合部品交換 | 交通費 | 不具合部品交換 | 交通費 | |
総合保守契約 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
定期点検契約 | ● | ● | ー | ● | ー | ー |
安全にご使用いただくためには、医療機器の購入時点から本契約をご利用していただくことをお勧めします。
使用年数によっては新規のご加入ができません。ご加入期限は装置設置から1年以内となります。
契約開始時の料金が、契約終了まで継続されます。
ACH-ΣPlusまでは契約期間は耐用期間(7年)以内となります。
ACH-ΣPlus iに限り、契約期間は耐用期間(7年)まで、もしくは装置設置後オーバーホールを実施することで、10年までを選択することができます。
保守契約期間
お客さまの都合に合わせて契約内容変更も可能ですが、契約期間は耐用期間(7年)以内となります。契約更新時期及び保守点検実施時期は図のようになります。(1年目にご契約いただいた場合)
ACH-ΣPlus iに関しては7年目点検の際にオーバーホールを実施し、装置設置後10年までの契約もご選択いただけます。
※オーバーホールとは装置設置後10年まで安全に使用するために、製造販売業者指定部品を交換する作業のことを指します。ただし、オーバーホール実施時、また実施以降に装置に著しい損傷等があり、部品の交換・修理を行っても安全に使用することができないと判断した場合には、使用の中止をお願いする場合もございます。
オーバーホール作業は製造販売業者の許可を得ている弊社のみ実施できるものであり、研修受講者でも実施することができません。
保守点検の実施内容
「定期点検マニュアル」に基づいて、実施します。
指定部品交換
使用年数ごとに決められている部品を交換し、経時劣化による故障発生を未然に防止します。
作動部品点検
構成部品の性能が維持されているかを確認します。性能が不足している時は、部品交換等が必要になります。*
センサ点検
センサ(監視や制御に重要な働きをする)の出力値の確認と校正を行います。校正不可能な場合は、部品交換等が必要となります。*
コネクタの接続確認
基板コネクタの接続状態を確認します。
警報作動試験
警報機能が正常に作動するかを確認します。
電気的安全性試験
電気的な安全性が保たれているか測定します。
*総合保守契約の場合は、不具合部品の交換も契約範囲に入ります。